『村の子ども劇団いろどり』のロゴは、(株)西粟倉・森の学校に勤務されている西岡真生子さんが作ってくださいました。
一途で一生懸命で、でも、不器用で時にいたずらで。愛おしい存在でありながらも、将来、確かに大きく羽ばたいていく子ども達。そんな子ども達が自分で自分を確かに築き上げていく、まさにその瞬間をロゴで表わしていただきました。
子ども達に次いで準主役ともいうべき、西粟倉のmori no otoさんの楽器、『森のつかい』から得たインスピレーションもロゴに組み込まれています。
大人の目から見ると、幼児というのは、まるで時間をかけてまわり道をしているかのように、もどかしく感じられることもあります。ですが、どんな子ども達も、大人の私たちよりもずっとリアルに、今・ここ・自分というものに向き合い、目の前の瞬間を精いっぱいに生き、いつだって自分で自分自身を成長させています。
たとえ不完全でも、不格好でもかまわない。何か幼い子ども達が自らの手で新しいものを現実に、確実に生み出していくことを応援したい。どうかその創り上げていくプロセスが、子ども達がそれぞれにもつ「色あい」をより鮮やかにする時間となり、自分らしく生きていく糧となりますように。このロゴには、そのような想いが込められています。