子ども劇団の活動は年に2シーズン
<2019年1月から3月期>
1月24日(木)から3月14日(木)まで全8回
木曜日16時-18時の練習&創作
3月末にあわくら会館大ホールにてミュージカル上演
<2019年6月から8月期>
6月27日(木)から8月末まで全8回
木曜日16時-18時の練習&創作
9月1日(日)あわくら会館大ホールにて公演予定
<参加費用>
就園年齢のお子様(年少・年中・年長児)対象
1シーズンの子ども劇団参加費用 8500円
西粟倉の美しい山と川、そしてそこに存在する多種多様な生態系が子ども達のミュージカルの舞台です。
四季折々の自然の営みをミュージカルに取り入れるためには、おのずと地域の自然や生き物の営みについて知る必要が出てきます。
毎回の活動日には、子ども達の創作のきっかけになるような絵本を読み聞かせし、時には実物に直接触れることで、特定の生き物の生態や草花の不思議について深く学ぶこともあるでしょう。
新しいものを生み出す過程で、子ども達が身近な大自然ともっともっと仲良しになれる、子ども劇団では、そんな活動を目指しています。
子ども達、とりわけ幼児は自らが置かれた環境の中で、その環境に適応し、短期間のうちに驚くべき能力を獲得していきます。
環境にあるものをそのまま吸収することのできる特別な時期だからこそ、子ども達が最初に出会い、自ら奏でる楽器が良質で、温かな音色のものであるということは、とりわけ大切です。
また、意志の働きの通りに大小さまざまに身体を動かすことが大切な時期であるからこそ、活動が子ども達の自発的な、自由な動きを制限しないということも重要です。
子ども劇団では、そのような考えのもと、mori no otoさんの楽器を中心に使用させていただくことで、子ども達と楽器やリズムとの初めての出会いが、ワクワク心躍るような体験になったらいいな!と考えています。
特に欧米で盛んな演劇教育には様々なアプローチがありますが、村の子ども劇団では、あくまでも幼い子ども達が主人公となり、自ら生み出すプロセスを大人があとおしするという考え方を大切にしています。
6歳までに何かを新しく生み出す体験をした子ども達は、きっと大人になってからも自らの人生を主体的に築き上げていくことができるはず。
また、芸術の各分野、たとえば一つの楽器を極めるというのは、決して安易で平坦な道のりではありませんが、子ども劇団の活動では、多種多様な芸術に、まずは子ども達が楽しみながら出会い、触れるということを大切にしています。
芸術との素晴らしい出会いを経験した子ども達の中には、特別に心惹かれる芸術の様式や楽器を極めていきたいと考える子どももいるでしょう。
子ども劇団での活動が、何かを新しく生み出すことや、芸術との出会いにおいて、最高の原体験となりますように、私たちはそう願っています。